11月 18
「本当にタイミングが悪い」
そう思っていた私。
何故なら、失恋と病院実習が重なったからです。
まだ若かった私は、「職業意識」を持ちきれていませんでしたし
「公私」を分けることも出来ずに居ました。
失恋を引きずったまま実習に入っても、何も身につかないのではないか・・・と不安を抱きながらイザ、実習となりまた。
色々な診療科を周ったのですが
先ずは小児科でした。
小さな子供達。軽いお熱程度ならば無垢な笑顔を向けてくれたり
かなり辛そうな様子だと、
「何とかしてあげたい」と思ったり・・・。
そして「将来の出会い系サイトを使う自分」である精神科。
心を痛めた人たちの中に入っていくのはその頃の私には勇気が必要でした。
何故なら、私も心を痛めていたからです。
けれど、その心配は無用でした。
確かに私は傷ついているけれど、
「援助交際サイトをつかって傷ついています」なんて言うのが恥ずかしくなるほど
辛い思いを心に沢山詰め込んでしまった人たちがいる。
そんな人たちに手を差し出して助けてあげたい。
そう純粋に思えたんです。
自分が痛みを抱えているからこそ、相手の痛みをより強く感じたのかもしれません。
そう考えてみると、自分が傷ついている時こそ
「人に対して優しくなれるチャンス」
とも受け取る事が出来るんですよね。